O脚と下半身太り
大抵の足のすらっとした美しいモデルは X脚か、ひたすらまっすぐな脚。
その対極をいくのが 我らがO脚です。
O脚の持ち主はほぼ必ず歩き方がガニ股です。
その原因は足の外側に余分な筋肉がついてしまうこと。
ふだんから足の指を上げて歩いていると、知らないうちに足先が外側に向いていき、ねじれてきて外側の部分に筋肉がつき、O脚になるというからくりです。
ひどくなるとふくらはぎや太ももが太くなり、下腹もぽっこり飛び出し、下半身太りにつながります。
足のバランスが崩れるとからだの土台が不安定になります。
それをカバーし、体のバランスのつじつまを合わせるために、ふくらはぎや太ももに余計な筋肉がつきはじめます。
そしてその筋肉をカバーするのに脂肪がつきます。
また体の上のほうでもバランスを取ろうとして、首がいつもどちらか片方に傾き、首の骨が変形してしまうこともあります。
そうなると自律神経の働きにも悪い影響を与え、疲労を感じやすくなり、ストレスも増大します。
そしてそれが不健康な食欲増進となり、結果肥満につながります。
また体のバランスが悪いと運動能力が低下し、血液の循環も悪くなります。
それにより脂肪を燃やす能力も落ちるため、体重だけでなく、コレステロールや血糖値も高くなるケースがあります。
なんにせよ足のバランスが悪いと、体全体に影響が及び、下半身もぼってりしてしまうのですね。