正座は足によくない?
正座は足によくない?
よく正座や、足を流して座るのは足に良くないと言われます。
が。
実は短い時間なら、ストレッチ運動としてからだに良い場合があることが分かってきています。
その証拠にずっと椅子に座っていて足がだるくなってきたとき、椅子の上でも正座をしたくなりませんか?
欧米人ですら、ソファやいすの上で足を折り曲げて座っていることがよくあります。
これは体を安定させる自然な反応です。
ただし、長い時間 or 頻繁に正座をしていると、圧迫された足の筋肉が固くなって下半身の血液を心臓に送り返す力が弱まり、うっ血状態になります。
うっ血は特に美容と健康にマイナスになり、全身の新陳代謝を低下させ、体を疲れさせます。
そして足の血行不良は栄養が体のすみずみまでいきわたるのをとどめてしまい、成長を止め、身長が伸びなくなることが指摘されています。
また上半身の重さにより外側に股関節や足が押し出されて、アンバランスになるともいわれています。
このように、しょっちゅう長い時間正座をするのはよくありませんが、時たま短い時間する正座はむしろストレッチになるのであまり神経質になる必要はありません。